スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

暑さ寒さも彼岸まで 京都の旅



行ってきました、今年3度目の京都。
京都熱はとどまることを知らず、毎回毎回異様なほどの期待に胸を膨らませているものの予想に反してあっという間に時間は駆け抜けて、そしてまた行きたくなる、というループです。

今回はまず京都音楽博覧会へ。
すかっと晴れた秋晴れの一日を梅小路公園で過ごしました。
それにしても暑かった…またさらに腕が黒ーくなりましたよ。今年は段階的に日焼けしているのですぐに黒さが定着。お陰でなんだか手持ちの服が似合わないのです。困った困った。もう気温や日差しは夏のようなギラギラ具合。そこを吹き抜ける風と空気が秋を感じさせました。湿度のないさわやかな風。気持ちよかったー。
でもあまりにも暑いので食欲はわかず、かき氷ばかり食べる始末。ひやっと美味しかった!からだも一瞬冷えるのです。
やはり野外ライブはいいな。
好きなことを一生懸命に続けてきた人たちがそれを仕事にして楽しそうに舞台に立つ姿にはいつも感動します。
そして憧れだった人たちと一緒に舞台に立ってその嬉しさを見せられた時には、こういう生き方をしたいものだなぁ、と思うのです。

「暑さ寒さも彼岸まで」なんていいますがものすんごい暑い。
湿度もしっかり復活するし、真夏じゃないか!ってくらいの暑さでぐんにゃりしつつ、これは大好きな「琥珀流し」にぴったりの気候では?とまずは六角堂さんにご挨拶をしてから「大極殿本舗六角店 栖園」へ。
9月は葡萄の琥珀流し。お座敷でいただきました。
なんだか混んでいるなぁ、と不思議に思っていると周りの人の会話からちょうどその日の「王様のブランチ」でこの「琥珀流し」が取り上げられていたとのこと。何と言うタイミング!
麩屋町通りを散策しつつ、鴨川沿いを歩いて涼をとり、一保堂茶舗喫茶室「嘉木」へ。
美味しいお茶のいれかたを茶葉ごとに教えていただいて自分でいれるスタイル。
お抹茶や玉露、ほうじ茶もあるのですが今回はお煎茶「嘉木」を選びました。
オンザロックにも魅かれたけれど、やはり温かいお茶かな。
もう、それはそれはまろやかな甘さの美味しいお茶でした。迷わずお土産に。

気持ちもからだも満足したところで叡電に乗って一乗寺まで。
一乗寺と言えば、もちろん「恵文社」です!
本当に楽しかったー。何時間も夢中でそこに居続けました。あんな本屋さんが近所にあったらいいのに。きっと毎日寄っちゃうだろうな。
その後ははさみの「菊一文字」さんに行ってミニチュアサイズのはさみを見せていただいて大興奮でした。

ああ、まだまだ行きたいところ見たいところだらけ。
ついついいろいろ動き回ってしまうけれど、あの川のある街の空気に触れるだけでなんだか心地いいのです。
ゆったり、じっくりあの空気に浸かりたい。
というわけで1ヶ月間京都滞在計画を練っているこのごろです。

リセット!



フランス、ハワイと1ヶ月半に渡る今年の夏の旅。
終わってしまってからも少し時間は経ったけれど心の大事な部分は完璧に東京のペースに戻り切りません。

とは言ってもそれは私にとっては喜ばしいこと。
まさに「リセット!」なのです。

旅に出ることが大好きなのは楽しいからに他ならないのですが、私にとって旅はそれ以上の意味を持つもの。
無性に言葉もなにも違う場所に行きたくなる、というのが正しいのかな。
飽和気味の頭の中を空っぽにして、フラットな状態から色々考えることができるそんな時間。いろいろなしがらみやら気疲れ、そんなものを忘れて自分がどうしたいのかが素直に見えてくるのです。
言葉も文化も違う場所、しかもあまり言葉も通じない場所だと尚更いい。
そこにゆくともう身体に染み付いているいろいろな常識や礼儀やらそんなものから解き放たれて、目の前にいる相手のことだけを考えてその人に誠実であるように、そのことだけで動けるのです。その身と心の軽さと言ったら!
初めて会う人でも相手を思って行動すればその国の文化や礼儀を知らなくても気持ちは通じることがほとんどだし、通じた時の清々しさに勝るものはありません。
しかも気候も良くて時間もあったらもちろん最高です。
そして旅に出る物理的な距離の移動も、きっと大事。
あっという間に国境を越えてどこかに辿り着いている、そんな出来事がストッパーは自分の中ということをさらに強く印象づけてくれるのです。

気がつけば心の贅肉はすっかり落ちていて、なんだか身体までも軽くなったかのような気持ち(ここは気のせい)。
プラシーボ。
でもそんなプラシーボのお陰で余計なことを考えずに自分がどうしたかったのかホームグラウンドでも考えることができるのです。

だから、いろいろ余分なものを落としに私はせっせと旅に出るのです。
Who am I ?
line5
icon_atlanta
web shop
line5
logo
taller de Hortensia
Calendar
line5
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>
Recent Posts
line5
Categories
line5
Archives
line5
Links
line5