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トレーラーキャンプ



なんだかそれぞれに縁のある初島へ再び。
梅雨まっただ中。
グレーの雲を見ながらみんなで電車に揺られつつ、がたごと熱海まで。
熱海港から「イルドバカンス」なんて浮かれた名前のフェリーで25分。
予想以上の人出で気持ちのいい甲板はいっぱいで、しょうがないので地下船室のカーペットで5人みんなでコロコロしながら向かいました。


初島についてからは、恒例の漁師さんのやっている海岸食堂街で海鮮丼を。
前回は美味しかったけれどお店の人たちが非常に怖い、というなんとも居心地の悪い思いをしたので
お店の外観やらメニューやらで選ぶため外を行ったり来たり。
その結果、「島田」さんに。
ここはお店の人たちが本当に優しくって、気持ちのよいお食事タイムでした。
今回はイカとアジを生姜醤油で和えたどんぶりを。
初島はジャガイモも有名とかで塩ゆでした小いももいただきました。
そのあとは夜のBBQ用に初島で採れたサザエや伊勢海老を見に行って、結局サザエを人数分もらっててくてくとトレーラーまで。
ちょっと小雨が降ってきたけれど、左手に広がる海原を見ながら坂道を上って歩くのが気持ちよかったー。
蒸してるから暑いのだけれど、やっぱり開けた景色は気持ちがいいのです。

チェックインしたら早速「島の湯」で汗を流して、ゆっくりと。
足を伸ばしてお湯の中で海を見ながらみんなでのんびり話すのは最高。
私の友達はみんなお風呂好きです。

トレーラーの横には大きなタープとBBQグリル、テーブルにベンチがあるので、ちょっとの雨だったら全然問題なくお外で過ごせる。小雨で風が吹いているのでむしろ気持ちいいくらい。
トレーラーのキッチンで下ごしらえをしたBBQとダッチオーブンまぜご飯。
イカやトマト、ムール貝の入ったまぜご飯が素朴な優しい味で美味しかったな。

夜更けはみんなで人生ゲームやトランプで大盛り上がり。
人生ゲームってやっぱり楽しい。気付いたらあっという間に日付を越えていたくらい。
トレーラーは6人用だけどやっぱり5人くらいがちょうど良かったみたい。

帰り際に熱海で食べた生しらす丼もとっても美味しかったし、こうやって書いてみると食べた記憶ばかりのようだけれど、それ以外のちょっとした時間のおしゃべりや、ただみんなで風に吹かれて外で過ごす時間、そういう記憶が大事にずっと残るのだよね、と。20年来のお付き合いのみんなとはちょっとした時の行動のチームワークと言うか呼吸がすごく良くて、それを今回も感じられた楽しい時間でした。
これからもずっとこうやって過ごす時間が持てるといいな。

今のことを



最近ブログアップをさぼりがち。
誰かから強制されているわけでも、書かなくちゃいけない義務があるわけでもないけれど、ブログを書き綴るという行為は頭の中を整理したり、書くにあたって間違いがないよう最低限のことは調べものをしたり、きちんとした文章が書けているのか確認したり(ブログだから結構適当だけど)、そういう日々の暮らしの中ではおざなりにしてしまう部分をちょっと省みることができる、私にとっては大事な時間でもあります。
ここのところ、そういう時間があまり持てなかったのかも。
スケジュールが詰まってくると、ついつい先へ先へと頭が行ってしまって、心ここにあらず。
この夏もなんだか時間があるやら忙しいやら、後になってバタバタになりそうだからいろいろ準備をしておこうと先に先に考えていたら今のことが後回しになっていたりして、ふと今やるべきことに立ち戻ってみたりして。
素敵な夏を過ごすためにも、今のことをきちんとしたいな、と。
あ、荷造りもしておかなくちゃ。

日々是研究



大好きな夏の帽子。
数々ある帽子はどれも天然素材の麦わら帽子やペーパークロスの帽子ばかり。
お気に入りはsugricoeurのもの。いつも旅のおともです。
sugriの帽子はお気に入りで旅先にもかぶってゆくけれど、機内では帽子の預かりはないので帽子用のボックスを持ってゆかないと飛行機の揺れと共にスライドする重い荷物に押しつぶされる危険ありなので、可愛い帽子がぺしゃんこになっては!とハラハラするのです。
ペーパークロスやペーパーブレードを縫い合わせた帽子は折り畳めるので旅でこれまでも大活躍しているのだけれど、やはり折り目がついてしまってなかなか跡が取れない。

そこで、折り畳んで小さく持ってゆける帽子を作ってみました。

写真は第2作目。素材はコットンニット。かぎ針編みでひたすら編み続けるのみ!
染めをしていない希少な茶綿の編み糸です。
被りつつサイズを決めたりして作っていったのだけれど、かなり上出来。
大満足、でした…出来上がって被るまでは。
ところがところが、この帽子大きく出来過ぎてしまった!
髪の毛があんまりぺしゃんこになりすぎないように少し大きめに編んでいたのだけれど、つばを広めにしたらその重みでずりっと下がるということに気づきました。嗚呼。
そんなわけで、私の帽子研究の日々は続きます。
いつか私のwebshopに帽子が登場する日も遠くないと思われます。

ピント



美大受験では日程が2日間とか3日間。
大学によってまちまちだけれども、学科試験をクリアして初めて実技試験が受けられたり。そして、実技試験もデッサンとそれぞれの科に合わせてもう一つ。私はそこで立体構成と色彩構成を勉強したのです。

私の入学した美術大学ではデッサンもそのあとの構成の試験もどっちも確か3時間。
3時間で1枚の絵を仕上げるにはやっぱりある程度の練習が必要で大体の学生は学校帰りに美術の予備校に通って日々デッサンに励むのです。もう1個学校に通ってるみたいで楽しかったー。
試験用のデッサンはスピードも必要だから全部を自分の思う通り描き込むと時間がない。なので、やはりメインのピントの合う部分に重点を置いて精密に描き込む。そして遠い部分は少しラフに。そうすることで描き込んだメインの部分がより際立ってくるのです。このデッサンは結構そのあとの私の人生に置いて多いに役に立っています。
本当の気持ちを言えば端の端まで心血を注いだり、丁寧に生きてゆきたいけれどそれでは息が切れたり無理が来て結局どれもうまくいかない、という羽目になる。そんな時にはこのデッサンを思い出す。

あまりストレスの溜まらない今があるのは、あの1年間毎日絵を描いた日々とそのあとの課題に追われた4年間の大学生活の中で得たものが大きかった、と最近になって時々考えることが増えてきたのです。

限られた時間のなかでいかに完成度を上げて一つの作品を仕上げるか。

これってきっと人生のほとんどのことにあてはまる大事な、素敵なことだったのではないかなと。それを当たり前のベーシックなことだと教えてくれた環境こそが贅沢な大学生活だったな、と感謝しきり。
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