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沖縄本島旅行記 其の四


day 4
この日で沖縄本島の旅も終わり。今回の滞在中一番の暑さ。
これはもう、東京の真夏以上の日差し。もう10月も終わろうと言うのに。
南国の底力とは!

この日はゆっくり目に起きて、みんなで朝食を。
私は相も変わらず海藻サラダ。本当に、海藻と蜂のお世話になっている生活です。
ホテルのオリジナルのドレッシングも美味しくて、今度自分でもいろいろ試行錯誤して海藻サラダ用のドレッシングを作ろうと言う気になりました。

車にすべての荷物を詰め込んで、出発!
この日向かうのは、首里。もちろん目的は首里城もですが、まず目指すのは首里そば
おそば目指して、ひたすら南下。
凄い日差しで私の右腕はジリジリ。右頬もジリジリ。
沖縄自動車道を降りて首里そばに辿り着くも、本日の麺は売り切れ…
残念ながら食べることは出来ませんでした。
それならばまず首里城を見学へ。


2千円札のモチーフでもある守礼の門。
以前来た時は首里そばは空いていてここは凄い人だったのに、当時とは逆にここに人がいない。首里城はガラガラ。
いっぱいだとぐったりしてしまう見学もこれならば楽しい。
ゆったりゆったり、強い日差しの中スタンプラリーも楽しみながら首里城見学。


私の大好きな模型も。
なぜか、ミニチュアや模型を見ると血が騒ぎます。
昔の王族の世界を垣間みて、充分に楽しんだらもうお腹はぺこぺこ。
第一牧志公設市場へ。


カラフルなお魚たち、カニやエビ、ヤシガニまで!ここの市場で買った食材を2階の食堂に持ってゆけばすぐに調理してくれるのだけれども、色々気にはなりつつも目的はあくまでそば、ということで2階へ直行。おそばを注文。


運転手なのでオリオンビールは封印。マンゴージュースで乾杯。
みんなでラフテーや石垣牛コロッケなどもシェアして肉々しいランチ。
市場らしい活気のある雰囲気の中、ぺこぺこのお腹を満たしたらすぐさま1階へ。
ここでお土産のお買い物です。
私のお買い物は沖縄に来たら毎回同じ。
おそばの生麺と、沖縄そば出汁、こーれーぐす、もち粉に黒糖。
こーれーぐすを自分で作りたい気分の時は、生の島とうがらしと泡盛を買って自分で浸けます。今回は新たに「天使の羽」という不思議なスナックも買いました。
材料は小麦粉に馬鈴薯などシンプルなふわふわのスナック。予想以上に美味しかった!
キッチンを彩るお土産しか買ってない!それでもこれが楽しみなのです。

沖縄のおばあちゃんのお家へゆく友達とはここでお別れ。
残りのみんなで空港を目指してまたまたヴィッツ2台でアヒルの行進。
市場で買ったお土産たちをそれぞれスーツケースに詰め込んで、空港へ。
楽しかった沖縄滞在もあっと言う間に終わって沖縄そば好きの旅は終わり。
また行きたいな。

沖縄本島旅行記 其の参


day 3
快晴の3日目。強い日差しを車の中で燦々と浴びながらそれぞれのレンタカーで3台連なって一本道の58号線を南下。
1時間ほどのドライブの後、沖縄美ら海水族館へ。

到着後、真っ先にランチ。もちろんここでも沖縄そば。
じきに始まるイルカ達の「オキちゃん劇場」の開演が迫るので焦る焦る。
到着した時にはすでに満員御礼、立ち見となりました。
ここに以前来たのは8年くらい前。以前と変わらず芸歴25年のゴンちゃんも健在。


芸達者なイルカ達のショーを楽しんだら、全く微動だにしないマナティを見学。
そしていよいよ水族館の中へ。


実は水族館が大の苦手の私。以前来た時はもう体が硬直してあんまりしっかり見た記憶はないのだけれど、カメラを携えてまわると怖さが半減することが判明。
長年遠ざかっていた水族館を思い切り楽しむことができました。
水槽から漏れる水色の光の中、夢中でかじりつく三十路女子集団。
サメ博士の部屋やジンベイザメやマンタの泳ぐ黒潮の海をじっくり見学。
優雅に泳ぐ大小さまざまな海の生き物達。
普段は波打ち際しか知らない大きな海の一部がそこにあって、何とも不思議。
今まで避けて来た水族館の写真を撮りたいと言う私の願いも無事達成。
本当に大満足。


夕日をバックにホテルに向かって北上。
夜はみんなでBBQです。
こっそり進めて来た10月生まれの友達3人の誕生日祝いと友達の結婚祝い。
アメリカで友達にメッセージカードを書いてもらうことから始まり、こそこそと琉球ガラスのタンブラーや本人以外のメッセージ集めなど。
結婚式と誕生日とおめでたいこと尽くめ。
一緒にいて楽しくて、安心できて、自分が進むべき時の後押しになってくれる、そんな友達がこんなにたくさんいる。
本当にいい時間をみんなで過ごせて幸せ。

沖縄本島旅行記 其の弐

okuma

day 2
日差しの強い朝。ここはまだ、夏。
朝食はパス、と言うことが多い私たちの旅。奇跡的に今回は朝食を海の見える場所で。
少し雲が厚くて、食事中もビーチは陰ったり強い日差しが差し込んだり。
午後にはほかの友人達も那覇に到着して夕方には合流予定。


今回の旅の目的は18年来の友達の結婚式。
友達の結婚式だけでも嬉しいのに、参列する友達は皆同じホテルに滞在。
ワクワクしないはずがありません。
急に大雨が降ったり不安定な天候の中、海の見える教会での式の最中だけはすっきり晴れて、サンセットの時間のキラキラの海面が本当に本当に綺麗。
友達がお父さんの腕から離れて新郎に向かって歩き出したのがちょうど私の目の前で、何だかその瞬間を目の当たりにした時胸に込み上げてくるものがありました。
逆光の新郎新婦のシルエットを見ながら、こうやって友達の幸せな瞬間に立ち会える機会がたくさんあることもまた別の幸せだなぁ、などと考えたり。
しっかりもので可愛らしい彼女。自分の話を進んでするというよりは、人の話をじっくり聞いて冷静な意見を言ってくれる、懐の深い彼女。
いつも周りのみんなのお世話を焼いてくれます。ハワイでも朝食をありがとう。
結婚式では懐かしい友達のご家族や高校の同級生にも会えて嬉しかったなぁ。
その後の披露宴は友達の一人が司会をするアットホームな雰囲気で、オリオンビールや泡盛と共に楽しい時間を過ごしました。

宴の後にはそれぞれの部屋に戻って着替えてから、私たちの泊まっている部屋に集合。
テラスでみんなで再度集合。
日常から少し離れた土地で、こうやって親しいみんなと集まって楽しい時間を過ごせるこの人生がとても恵まれているものだと思うし、本当に楽しい。
自分も周りのみんなも日々変化してゆくけれど、この関係はおばあちゃんになっても変わらず続けてゆけるよう自分も前へ進むのみです。

沖縄本島旅行記 其の壱

おきなわ


day 1
ここのところ旅続き。
アメリカより帰国の飛行機内で風邪が本格化したものの、何とか沖縄前に回復。
そんなに凄く早い便でもないため、ゆったり車で空港まで。

珍しくそんなに慌てることも無くチェックイン、と思ったら1秒の待ちも無く流れるように機内へ。なんだかそれはそれで旅行気分の盛り上がる時間がないというもの。
ヒトは無い物ねだりのわがままな生き物なのです。

那覇に到着、ターミナル内ですらその湿度と気温の高さを感じます。
実は一番好きな秋から冬への移り変わりの時期。
その時期に旅を詰め込んでちっとも東京にいない、今年の秋。
それでも、旅に代えられるものはない、と言う訳で活動開始。
まずはレンタカーのピックアップへ。
いつも沖縄でのレンタカーは離島でだったので、レンタカーの営業所までのシャトルが満員なんていう経験はこれが初めて。補助席まで使って満席でガタゴト。
到着した営業所を見てもびっくり!こんなに大きな営業所は初めて見た!
やっぱり那覇は都会、観光都市だと言うことを痛感。
あっという間の配車で拍子抜け、なんていういつものパターンは影を潜めて配車待ち。
それでも配車が済んで、ナビをセットしたらすぐに出発!
目指すは壺屋やちむん通り。焼き物街です。


シーサー作り体験へ。
私たちが体験したのは壺屋焼窯元 育陶園
友達は立ちシーサー。私は面シーサー。
しとしと雨の振る中、窓の大きく空いたアトリエで土を練り練り。
凄く面白くてついつい夢中に。
教えてくれているお兄さんは屋久島出身、那覇に来てからもう7年だとのこと。
丁寧にご指南いただき、私たちのシーサーもなんとか形に。
最初に土が足りなくなることを怖がってケチケチしていたら、最後にたくさん余ってしまって結局シーサーの毛の部分がもりもりとでんでん虫状になってしまった。


「シーサーは作り手を表す」とのこと。
私のシーサーは何とも雄々しいというか、迫力溢れるものに…
今回はシーサーの阿吽の「あ」のみの制作。次回は是非「うん」にチャレンジしたい。
「あ」は幸福を引き寄せるんだそう。「うん」は今の幸せを離さないんだそう。
欲張りな私たちはもっともっと、ということで「あ」。
1ヶ月後、乾燥や焼きを終えたこの子が東京の我が家へやってくるのが楽しみです。

夢中に土を練って気が付けば2時間経過。
あとは本島をひたすら北上し、今回の旅のお宿のあるオクマビーチまで。
ヤンバルです。

北上を始める前に、やはりお腹を満たさなくては、と今回の旅最初の沖縄そばを。


やっぱり沖縄に来たらこれ。3食これでもいいくらい好き。
さっぱりしたスープにコーレーグスをたらした時に香る泡盛の香りがたまらない!
そして友達と半分こでじゅーしーを。

お腹も満足したら58号線を北上開始。
ひたすら道なりにドライブ。
予想外に道が混んでいて結局ホテルまで3時間もかかって到着したのは午後6時。


チェックインをしてお部屋まで。
今回はコテージタイプの宿なので敷地が広くて全然把握しきれない。
とりあえず、私たちの部屋はフロントにもビーチにもどこに行くのも便利そうな位置だったので一安心。お部屋も広くて快適で、何よりもテラスが広くて嬉しい。
この時期の沖縄は朝夕は涼しくて乾燥していて、テラスでのんびりするのが最高。

何だかたくさん付いて来たクーポンをいかに上手に使うか友達と相談、計画を。
こんな感じで私たちの沖縄1日目は終了。

東海岸南部の旅 フロリダ編 其の四

astronaut

day 13
アメリカで過ごす最後の日。
快晴の中、向かったのはケネディ宇宙センター。

本当はシャトルの打ち上げを見にゆく予定だった今回のFloridaの旅。
度重なるハリケーンの影響で期日はどんどん延期。
結局私の滞在する日程よりも遥か後の打ち上げとなってしまったので、今回は断念。
そこで友達夫妻がMiamiやKey Westと共にケネディ宇宙センターを訪れる旅を計画してくれたのです。

ケネディ宇宙センターへ向かう道すがら、車中より野生のイルカを発見!


一瞬私たちのはしゃぐ声にびっくりしたのか遠ざかってゆくイルカに必死で追いつこうと道のヘリを小走りに進む3人。
バランスを崩すとすぐに海、またはしっとりした草の中へ、という若干気持ちにビビリが生じる状況ながらイルカ見たさに頑張ります。それにしても暑い!
そのうち、イルカの強い好奇心からか3頭ともが徐々に近づいて来て、私たちの姿を確認するかのごとく顔を出し、その後また遥か彼方まで泳いで行ってしまいました。
イルカも見て徐々にテンションも上がりつつ、再度車を走らせ目的地へ。

nasa

さっそく見学ツアーに参加。バスに乗っていろいろな施設を見にゆきます。
今回見るはずだった打ち上げ予定のシャトルも遠く彼方に見ることができました。
遠くてもあんなに大きいものが実際に宇宙へと飛ぶなんて不思議。もの凄いエネルギーだろうな。

nasa

NASAの建物の隣には小さな橋が。その下の沼にはワニを見ることができ、橋の上には無数のハゲワシ(?)が!不気味な雰囲気を醸し出していました。
運がいいとこの付近ではマナティを見ることもできるとか。Florida Keysでもマナティの石の彫り物(郵便受けとか)がたくさん街に並んでいました。

NASA

実際にたくさんの人たちが働くNASAの建物。
1フロアの建物としては世界最大だそう。


シャトルの展示もそのスケールの大きさにびっくり。
どうやっても写真にその全貌が入り切らない!
端から端までしっかり見たらとても1日じゃ見切れなさそう。
若干しっかり見学することに諦めすら覚えた私の心をとらえたのはアストロノート。
その姿はまるでASIMO

asimo

実際にこのスーツを着て宇宙で活動をしている人がいるんだよなぁ。
なんだか実感がわかないけれど、私がこうやっていろいろな国々を旅している間に5回も6回も宇宙へと飛び立っている人がいるなんて。
シャトル打ち上げの8G体験もして(予想を遥かに下回る穏やかさだったけれど、実際はもっともっと凄いんだろうと思う)、もう満足。
ここに来たがっていた友達のお土産を買って、本日のお宿へ。
ケネディ宇宙センターを出て駐車場の車に入った瞬間すごい雨。間に合った!

rain

これで私の今回の東海岸の旅は終わり。
2週間、しっかり楽しんだ友達を訪ねる旅。たくさんの人に会えた。

今回の旅を楽しいものにしてくれた友達みんな、どうもありがとう。
そしてこのFloridaの旅を計画してくれた友達夫妻にも感謝です。
長い長いドライブ本当にお疲れさま!
ふたりのセーフティドライブのお陰で旅が楽しいものになりました。
また、会いにゆくね。

東海岸南部の旅 フロリダ編 其の参

limone

day 12
この日はゆっくり起きてチェックアウト。その後、Floridaに住むLilieの家へ。
まさかお家に寄れるとは思っていなかったのでNYCで会うことにしていたのだけれど、嬉しいことにお家にも遊びに行けることになったのでした。
ほとんど迷うことなく彼女の家に到着。彼女と彼女にそっくりなママと2人に出迎えてもらいました。

お日様の燦々と注ぐ気持ちのいいお家。
クッションがいっぱいの応接間でまず私の友達を2人に紹介。そしてLilie特製のレモンメレンゲパイをご馳走になりました。美味しかった!
Lilieのママのアンティークのティーカップのコレクションもとっても素敵だし、おもてなしで用意してくれたティーセットも可愛らしくてとってもLilieらしい。

PIPPAL

彼女の部屋には一緒に過ごした東京での日々の香りがそこかしらに残っていて、懐かしい記憶がたくさん蘇ります。
お庭にやって来る鳥達にピーナッツをあげる彼女の姿になんだか普段の暮らしを垣間みたり、今まで会話でしか知らなかった彼女の暮らしの一部を実際に目で見ることができてとても嬉しかった。
私の友達とも打ち解けてくれていたようだし、良かった良かった。
家に戻ったあと、友達Lilieのジュエリーをオーダーしたなんて話もしていて、たった2時間くらいの短い滞在だったけれど充実したものになりました。
おもてなしをしてくれたLilieにLilieのママ、どうもありがとう。今回は残念ながらパパには会えなかったけれど、またいつか会いに行くね。


その後はOrlandoまで一直線。
友達が予約を取ってくれていた2ベッドルームのお部屋は広くてたった1泊なのがもったいないくらい。大きなキッチンにダイニング、ゆったりしたリビングにベッドルームとバスルームが2つ。マスターベッドルームなんてバスタブがベッドルーム内にあって何ともムーディです。友達と女ふたりで寝ましたが…

ここまでうまく行き過ぎるくらいにスムーズに進んでいたこの旅。
やはり、旅はそのまま終わるはずも無くやはりトラブルが一つはあると言うもの。

masterBefore

After

手を洗いに洗面所に入ってなんだかトイレの水位が高いよなぁ、と横目で見つつも気にしないで放っておこうかななんて考えも一瞬過ったけれど「ここに一晩滞在するんだもの!」と勇気を出して流してみるとなんと凄い勢いで溢れ出す水!!
慌てて洗面所から逃げ出すも水は止まることを知らず、とうとうマスターのバスタブ付近を通りカーペットエリアまで。
フロントに電話してエンジニアを呼ぶもなかなかゆったりしていて、到着を待つ間も水はどんどん溢れ出す始末。結局隣の同じサイズの部屋に移動することに。
左右逆転のレイアウトのお部屋に入った瞬間なんともこそばゆい感じ。と、思っていた矢先に友達も同じことを言っていて、ほんの1時間程度いただけのはずの隣の部屋のレイアウトが染み付いてしまってることが不思議。
その後リカーショップに行って美味しそうなワインを買ってせっかくの広い部屋を満喫しました。

東海岸南部の旅 フロリダ編 其の弐

keylargo

day 11
この日も快晴。抜けるような青空にジリジリと突き刺す日差し。
車の窓越しの日差しですら照りつけるようで、その日に晒される腕なんかも火照ってしまって腕の肉は生きながらにしてすでにレア程度には焼かれているんではないか、と言う位。
この日目指すのは東海岸最南端、Key West。ヘミングウェイ縁の島。
フロリダ半島の先端に延びる50余りの島々をまとめてFlorida Keysと呼ぶそう。その最果てにあるのがKey West、別名”Conch Republic”。
その南端の島を目指してひたすら南下。
沢山の島々をゆくので景色の移り変わりが楽しいドライブ。


ジャングルのように木々に囲まれたり、南国の色彩の建物が両側に並んだり、見渡す限り海、だったり。見える人工物は海の中にぽつぽつと生えている電柱のみ。
少し車を停めて海に足を浸けに行ってみるも、あまりの日差しの強さにクラクラ。
早々に車へ。

keywest

到着したKey Westはのんびりゆったり、穏やかな雰囲気。私たち以外に東洋人は一切見当たらず、アメリカ全土からの観光客が多そう。
強い日差しと明るい色彩が似合っていて、木造の素敵な建物のB&Bなどがたくさん。
今回は日帰り旅だったのだけど、いつかまた来ることがあったらぜひ泊まってみたい。
B&Bのポーチのロッキングチェアなんかで過ごす朝は気持ちがいいだろうな。

keywet

ここはCubaまで90マイル。何年も前に訪れたLa Havanaを彷彿とさせる景色がそこかしらに溢れていて、何ともセンチメンタル。
でもその気分に浸ってもいられない暑さ!目眩すらします。

そのあとで飲んだビールの美味しいこと!
そして念願のコンク貝とキーライムパイ。なかなかアメリカでケーキを美味しく食べる経験が出来ずにいたけれど、キーライムパイはさっぱり、美味しかった。
ヘミングウェイ縁の猫や鶏の子孫達を横目に、SOUTHERNMOST POINTへ。

smp

そこへやって来ている様々な言葉の観光客たちと写真の撮り合いっこ。
ドイツからかな、と言う感じのご夫婦や一人で自転車でまわっている男の子。
みんなこのポイントで写真を撮って行く。
ここで私たちのKey Westもおしまい。再度Miamiを目指して今度は北上。

7milesbridge

帰る道すがら、有名な7miles bridgeでストップ。
夕焼けの美しい時間だったししばらく滞在。本当に見事なオレンジ色。
すぐそばの海面では私の大好きな鳥、ペリカンが飛び立つ瞬間。


昔メキシコに行った時に初めてこの鳥を見て以来ガラパゴスを訪れた際もまるで現代に生きる恐竜(プテラノドン)のようなこの風貌に、見る度大興奮で目を離せないのだけれども、友達の予想外にクールな反応に心底驚いた!ペリカンに夢中になる、と言うことに全く疑いを持ったことがなかった自分にも心底驚いた。
なんにせよ、ペリカンにも会えたことだし大満足でウトウトしながらMiamiへ。
少し眠ったあと目を覚ますと何だか咳が止まらない。
エアコンの乾燥にやられたのかな?とちょっと心配になったけれど気のせいだと言い聞かせて夕食へ。


Miami最後の夜をコスモポリタンとモヒートで乾杯。「時価」のロブスターの乗ったパエージャ、シーフードがもりもり乗ったプレートのフィレ。ボリューム満点の食事に目が飛び出すかと思った。結局半分くらいでギブアップ。ランチボックスに入れてもらいお持ち帰り。

この日もあっという間にベッドに潜り込んで、お日様の疲れを取るのでした。

東海岸南部の旅 フロリダ編 其の壱

sky

day 10
アトランタを明け方出発。ここから11時間のドライブ。
と言っても私の国際免許は更新していなかったので期限切れ。
後部座席専門の旅となります。

横長の景色を眺めながら、ひたすら南下。
このとき初めて東海岸を端から端まで移動する旅だと気づきます。
走り続けること7時間ほど。Orlandoでランチ。
車を停めてドアを開けるとそこは南国!日差しがまるっきり変わっていました。
強い日差しに目を細めてじっとり密度の濃い空気のなかお店までの短い距離をささっと移動。それぐらいいきなり真夏に逆戻り。

thaithani

Thai Thaniで美味しいグリーンカレーを。かなり濃厚なカレーで凄く美味しかった。
お店の人もユーモアたっぷりでとても親切で楽しいランチタイム。
それにしても強い日差し。
何を撮ってもその写真に強い太陽光線が存在感を残します。

car

強烈な個性の車発見!走り出すとみんながプルプル。

食後もすぐに南下開始。一路Miamiへ。
夕方に向けて日差しは傾き始めているはずなのに、窓から差し込む太陽はジリジリ弱まることが無くて私の左半身はホカホカ。
予想以上の高い気温にワードローブへの不安が高まってゆきます。

miaminight

友人が予約してくれていた2ベッドルームのホテルにチェックイン。
周りから聞こえてくる言葉もスペイン語がぐっと増え、キューバが近いことを実感。
軽く着替えたらSouth Beachへディナーへ。
車で座ってばかりなのにお腹は空くのですね。

アールデコの建物が並び、カラフルなライトアップが続く道を歩いてお店選び。
生演奏とここらしいライトアップのお店を選んで、さっそくMojitoを。
しかもジャイアントサイズ!
自分の顔ぐらいはありそうなサイズのカクテルグラスに並々と。
ココナッツシュリンプなどに始まりシーフードをいっぱい食べて、食事の最後にブランデー入りのコーヒーを。半分はブランデーなんじゃないか?と言うくらいの強さ。
もう帰る頃にはいい気持ち。
ビーチパークの中を少し歩いてホテルに戻ったあとは、ベッドへ直行です。
太陽って本当に体力を奪う!ヘトヘトになって眠りました。

東海岸南部の旅 アトランタ編

shoes

day 8
徐々に南下する今回の旅。
1週間ほど滞在したNYCを後にして一路Atlantaへ。

なぜか飛行機に酔うことを恐れた私たちは強力な酔い止めに手を伸ばすことに…
これが全くの間違いだったようで、その後の私たちは全身の水分が抜け切ってしまったかのように枯渇して、口を開けば「水、水」。そんな時に限ってどこにも水を売っている場所が見つけられず結局5時間ほどの間水なしで過ごしました。

Atlantaの空港からはMARTAという電車に乗って終点まで。
水分不足の私たちにはちょっと辛い旅。
そして終点の駅に隣接するパーキングで車をピックアップして彼女の家へ。

NYCの縦長な景色から一転、そこにはいかにもアメリカな横長の景色。
道を歩く人もなく、時々何かの広告をしょったサンドイッチマンが立っているだけ。
芝生に一軒家やコンドミニアムが並ぶエリア。
すっかりからからな私たちはフォーを食べにゆくことに。
日本では縁のなかった彼女の運転ももうすっかりアメリカでの生活に慣れたのか、危なげなく?何だか彼女の今までとは違う一面を見たようで新鮮。
大きなフォーを平らげたあとには、コリアンスーパーへ食材などの買い出し。

pumpkin

その後立ち寄ったWHOLE FOODSには山盛りのかぼちゃ!
ハロウィンが近いんだなぁ、と感じます。

とってもcozyなお家に到着して早速荷解きをしたりして寛いで、ビールで乾杯。
ほろ酔い気分の頃に旦那様が帰宅。いきなり酔っぱらい姿で申し訳ない。
その後サラダやお惣菜で、初日の夜とこれからの旅が楽しいものになるように祈ってワインで一緒に乾杯。素敵な時間でした。

day 9
翌日はゆっくり目に起床。
この日はお家からもそんなに遠くない場所にあるStone Mountain Parkへ。
大きな大きなお山のような一枚岩のある公園へ。

stone

このスケールが写真で伝わるかどうか…
とにかく大きくて気持ちがいい場所で何時間でものんびりしていたい場所。
ロープウェーで岩に上ると本当に大きくて、そこからの360度のパノラマも本当に気持ちがいい。

kite

気持ちのいい頂上では凧揚げをする人がいたり、ピクニックする人がいたり、日光浴やお昼寝をする人がいたり。
さらにはロープウェーを使わずトレッキングで登ってくる人もいたり。
皆が思い思いに楽しんでいたりしていて素敵な場所。

夜は南部料理のレストランへ。
まるで『風と共に去りぬ』に出てきそうな南部の綺麗な一軒家が並ぶエリアにある素敵なお店。地元の人でほぼ満席。席が空くまでバーカウンターでお酒をいただいて待つ。
誰もがいまいち「南部料理」というものの輪郭がつかめないまま、テーブルに着いてメニューとにらめっこ。どれも美味しくいただいてお腹も満足して家路に着くものの、結局南部料理の輪郭はぼやけたまま誰もがその定義をつかめず。
でも、おいしかったから、いいや。

東海岸北部の旅 後編

Niagara

day 6
3日目は皆で早起き。
まだ気温も上がる前から一路全員でJFKへ。
JFKからBuffaloまで、そこからはバスでCanada側のNiagaraへ。

あいにくお天気は不安定。
急に陽が差したり、厚い雲に覆われたり、はたまた雨が降ったり。

maidofmist

楽しみにしていた「霧の乙女号」へ乗船。
乗船直前に降り出したミスト状の雨なんだか、大瀑布からの猛烈なしぶきなのか
気が付けばびっしょり。
2日間連続でポンチョ着用のこの状況、余りの濡れ具合にもう笑うしかない。
何だか地球の大きさやパワーをひしひしと感じる大瀑布。

霧の乙女号での滝の麓の旅も終わり、ずぶ濡れの私たちは別のポイントへと移動。
いろいろな角度でこの大きな地球の割れ目、というべきかこの大瀑布を眺めて感動に浸りたいところなのに今度降り始めたのは何と、雹!!
痛いし寒いし、どうしようもない状況に自然と笑いがこみ上げて来て雹が降る中走り回っていました。
ナイガガラの滝も堪能。大きな自然を目の当たりにして、天候という自然も体で感じることができてへとへとになってNYCへ戻りました。

day 7
ニューヨークで過ごす最後の一日はまず今回の旅で絶対に行きたかった場所のひとつ、Ground Zeroへ。
大きなクレーン車が入り、工事のフェンスも建てられていて少し離れたところからしか見ることは出来なかったのでなんだかここがあの911の惨状の現場であったとは俄には信じがたいような実感のない感じ。
それでも今もまだここに眠っている人がいるという現状やここに前よりもさらに高いビルが建つという事実に何とも神妙な気持ち。


そのあとはSOHOへ。Lower East Sideかな?
小さな路地を入ってゆくFreemans
ランチを取って心の底から満足!私が旅に求めている味を堪能できました。

lunch

やっぱりFIGAROなどでも紹介されているSOHOのお店なだけあって、お店にいるほかの人たちもおしゃれな人が多くて目の保養。楽しかった。

その後もSOHOをウロウロ。
行ってみたかったRICE TO RICHESも偶然発見!お腹はいっぱいだけれどもとりあえず購入。しばらくは食べることは出来ないかも、と思っていたら結局は翌日のAtlanta行きの飛行機の中までそのタイミングが来ませんでした。
そのままChina Townを通ってBrooklyn Bridgeまで。

bridge

China Townの人の多さにびっくり!なかなか抜け出せない大きさにもびっくり!
若干空気の薄さを感じつつ、疲れて来た頃にやっと抜け出すことができて到着。
ちょうど夕焼けの時間でばっちりのタイミング。
あまりの綺麗さに沢山たくさん写真を撮りつつ進むために橋の通過に予想以上に時間がかかることに。

せっかく予約を入れてもらっていたBrooklyn Bridgeの麓のRiver Cafeの約束の時間に遅れてしまって大慌て。満席の様だったこともあり「もう入れないかも!?」なんて不安になったりしながら小走りでお店へ。
既に友人の旦那様が到着してると知って少し安心、そしてよけいに慌てたりして…
夜景の写真を撮ったりしてマンハッタンの最後の夜を堪能しつつ、テーブルへ。
せっかくのNYCだもの、ということでまずはコスモポリタンを。
そのあとのお料理も本当にどれも美味しくって、幸せな時間を過ごしました。

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楽しいNYCの日々をどうもありがとう。堪能しました!
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