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ノスタルジア

chinatown2

そう遠くないのに何年も行っていなかった横浜へ。
この何年かの間にライブなどでパシフィコへ行ったりはしたものの、駅から直行だったし街を歩いた記憶はもうぼんやりしている。
最後にゆっくり歩いたのは何年も前に友人の誕生日にみんなで横浜インターコンチネンタルホテルに泊まって誕生日を祝ったとき以来かも。

日曜日の中華街は人がいっぱいで賑やか。極彩色の大きな門をみると今年のお正月に行った台湾旅行を思い出します。
何にも予定を立てず、調べてもいないので適当にぶらぶら歩いて中華街から赤煉瓦倉庫へ。こんなに近かったかな?というくらいすぐ海沿いへ出ました。その頃からぽつぽつ小雨が降り始めてちょっと嫌な予感。勝手に快晴を信じて疑わなかっただけにすぐ晴れると思っていたのだけれど・・・

fan

今は資料館になっていた古い建物で雨宿り。古い建物っていいな。

そのあとに向かった赤煉瓦倉庫からは、雨が降っていても横浜の港がよく見えて、そのいくつかの船着き場の中に自分が旅立った港を発見。前日の友人の結婚式の影響かな、曇った天気も手伝ってその当時のことや船の旅をたくさんたくさん思い出したりして何とも言えない懐かしい気分になりました。
それからはずっと雨が降り続き、結局写真を撮ったりするよりお茶をしながら話していた時間が長かったかも。やっぱり一人は晴れ男か晴れ女が必要ですね。

横浜で撮りそこねた桜を中目黒で撮ることにして、電車を降りました。
桜は満開だし、いっぱい写真を撮ろう!そう思って出かけたのになぜかレンズを間違えて持っていってしまったためちっとも寄れない。残念!
次はきちんとレンズを準備してゆこうっと。

桜に彩られた一日

back

私のとっても大切な友人の結婚式。
これでもか、というほどに美しく桜が満開の善き日。彼女も本当に綺麗でした。

もうそろそろ20年近いお付き合い。彼女のご家族とは一緒に旅行もしたし妹さんとも一緒に遊んだりしたこともあったし、久しぶりに会える皆さんの顔がとにかく嬉しそうな表情で、本当に私も嬉しかった。

私が本当に本当につらくて先の見えない真っ暗なトンネルにいた時、いつも近くで静かに支えてくれたり助けてくれた彼女。冷静に、そして前向きに大切なことを静かに話してくれたあの日々を今でも度々思い出しては前に進めます。
確信してるのは、彼女なしではきっともっとつらく長い時期を過ごしたということ。
そして誰より聞き上手で友達想いな彼女。いつも周りの人のことを思ってくれている彼女の言動からは嘘も裏表もない信頼を感じるし、目先の利益にこだわらない友情を感じます。人を一面で判断せず、その奥行きまでを見てくれている。安心して自分の感情をぶつけることができるのです。会えてよかったと、ずっと前から思っているよ。
実は誰より芯のしっかりした人だと思っているよ。
そんな彼女だから、人任せにせず自分でしっかり前に進んでゆくんだろうな。
きっとそんな風に一緒に進んでゆける旦那様なんだろうな。
実は初めて会ったのだけれど、握手に差し出してくれた手としっかりとこちらを見て話してくれる表情を見て素敵な人だなぁ、と思ったよ。
そして、まさかブーケ、もらえると思ってなかったよ。当たってびっくりした。

幸せそうに笑顔で皆の前にいる彼女が、本当に自分のことのように嬉しかった。
おめでとう。
これからの彼女の人生がこの満開の桜でいっぱいだった一日のように美しいものになりますように。末永く、幸せでありますように。

これからも、ずっとよろしくね。

旅の七つ道具 其の二

melissa

私の旅の七つ道具、其の二。それはビーチサンダル。
基本はいつも「havaianas」のブラウンのサンダル。言わずと知れたブラジルのhavaianasのサンダルは柔らかくてとにかく履き易い。ビーチリゾートにゆく時だけでなくどんな時にも一緒に旅に出ます。
暖かい地方なら街歩きにも。キャンプになら水場へちょっとゆきたい時にさっと履ける手軽な靴として。通常の旅ならスリッパ代わり。そしてユースホステルや安宿を利用する場合には最低限の清潔さのみを備えた共同のシャワーなどで大活躍。
絶対に欠かせないアイテムです。

写真のサンダルはわたしのお洒落ビーサン。今回のハワイ行きにはこちらも同行。

春のざわつき

ranunculus

春はいろいろなことが凝縮された季節。
出会い、別れ・・・とにかくいろいろなことが。

とてもお世話になった方の送別会に呼んでいただき、久しぶりに会う方々がたくさんで、なんだか気分がすっきり。楽しかった。人と会うと何だか魂が艶々とする感じがします。
夜中までたくさん話して飲んで、しっかりと明治通りの夜桜を堪能して、楽しい気分のまんま猫とともに眠りに落ちました。

ぐっすり眠って、いつもよりも早い時間に猫達の活動の音で目覚め、メールボックスを開き新しいメッセージを見て、胸がざわざわ。そわそわ。
一晩でいろんなことがずいぶんと変わるものだな。
自分がほんの少し動くと目に見えないうねりのようなものがいろいろなところで作用し始めるものだな。これもバタフライ・エフェクトかな。
未だ先はぼんやりとしか見えないけれど、人生とは不思議なことが次々と起こる。

事実は小説より奇なり。

発展途上

自分の土俵で勝手に相撲を取られるとびっくりするし、やはり到底気分のいいものではありません。段々とその気持ちも強まります。
信用している相手に、さまざまな状況に隠された沢山の人の心の機微を理解しない行為をされると、心底がっかりします。いかんともし難い憤りを覚えます。

1次元ではなく2次元、いや3次元。
ひとの心もそう奥行きのあるものだと想像力を働かせてもらいたい。むしろ、そう願うことすら自分の傲慢なのかと考えます。

久しぶりに腹を立てて疲れました。疲れた以上に、心底がっかりしました。
そんな自分に未熟さを感じ得ないのです。

ここでネガティブなことは書かないぞ、と心に決めていたけれど書いてしまった自分にもがっかりです。

Nippon

sakura

今日の東京はすっかり春の気候。ちょっと長く歩いたら暑いくらい、ポカポカ陽気で気持ちがいい日となりました。
ランチを取りに中目黒へ。桜はまだ五分咲きと言ったところ。それでも、すでに溢れ出るお花見の雰囲気。目黒川沿いのレストランは皆、お花見メニューで人の群れ。
結局お目当てのお店は満席で一本裏のお店に。

何だか1年前に戻ったようなランチの1時間を過ごし別れたあとは、桜の目黒川沿いをちょこっとお散歩。橋毎に、カメラを抱えて桜を見る人が佇んでいて面白い光景だな、と思いつつもそこに仲間入り。でも、着けてゆくレンズを間違えたようで、寄れない。

残念!と、カメラを鞄にしまおうとした時、カードケースがこぼれ落ちて、橋桁に当たって道路に生還。もう、心臓が止まるかと思った。1秒もないその間に、驚きとパニックと諦めとがすごい速さで頭の中を駆け巡って、全身の毛穴も開いたあとに急に一気に何歳か老けた気がした。ハワイへ出発の直前に全てのカードの停止やら再発行やらしなくてはいけないのかと思って血の気が引きました。無事でなにより。そんな私に、知らないおばさまから「桜、綺麗ねぇ」と一声。
若干汗をかきながら私も「そうですね」とへらっと思わず笑顔。
春っていいですね。

その後、槍ヶ崎にあるよく行くお花屋さん「Odette」へ。
生花なのにアンティークのような色合いのお花が多く揃っていて私の好み。今回もイメージにぴったりのお花をいくつか見つけることが出来て大満足。春だからかわいらしい色のお花が多くて見ているだけで楽しかった。
そのまま先日に続いて再度、代官山駅前の「LE LABO」へ。
お店の方に質問をしまくり、成分の香りをシングルでいろいろ試し嗅ぎ(?)させてもらい、それぞれのブレンドされた香りをまた試して、とやっているうちにだんだん香りが分からなくなってしまった。

街中に桜や木蓮が咲き乱れ、道ゆく人もどことなく浮かれていて、これぞ春!という花粉症の怠さも吹っ飛んでしまうくらいの気持ちいい陽気。なんだか東京の景色に浮かび上がる伝統的なNipponを垣間見ることができる素敵な季節が本格的にやって来たな、と実感した一日です。

sakura_green

インド洋の楽園

to the beach

モルディブ共和国 ヒマフシ島にて 2001


インド洋に浮かぶ楽園、モルディブ。
私は首都、マーレからスピードボートで小さな2つの島に上陸しました。島ひとつに1つの機能、そう聞いていた通りリゾートの島は1つのリゾートが存在するだけ。

島の高低差の少ないモルディブの島々はスピードボートから見る海から直接、椰子が生えているかのような景色が何よりも印象的。まるで現実ではないような光景。
だからこそ温暖化の影響で1m海面が上昇すると国土の80%は海に沈んでしまうそう。有名な話ではあるけれど、改めて考えると本当にすごいことだと感じます。

こんなに美しい島々を沈めてしまうのも私たち人間の今までの、そしてこれからの営みかと思うとぞっとするとともに、日々の自分の生活全てを考え自己嫌悪に陥ります。
それでも自己嫌悪に浸っていられるほどのんびりしている暇はもうないので、私に出来ることからコツコツと日々の生活を見直してゆこう。出来ることは小さくとも、やらないよりは何かやる、そういう気持ちでちょっとずつ、大きく前へ進んでゆきます。

今更ながら、過去の写真を見返す作業をしていてふと心に浮かんだ気持ちでした。

実現できる? シベリア鉄道の夢


写真は6年前(?)に行ったロシア・ペトロパブロフスクカムチャツキで撮ったもの。

昨年末からとにかくシベリア鉄道に乗りたくて乗りたくてしょうがない!
実際に、ロシアで「パカ!(Пока)」と言ってみたい。

ハバロフスク - イルクーツク間が一番乗ってみたい区間だけれども、モスクワ(私の人生において初めて足を踏み入れた海外都市)も行きたいし、モンゴル・ウランバートルへ行く経路も捨てがたい・・・ 1週間もの長い間、小さなコンパートメントからひたすら外の景色を眺める旅。きっと車内でご近所付き合いも生まれるだろうな。
ゆったりゆったり、揺られながら9000kmもの距離を移動する列車の旅。なんだか壮大なロマンを感じます。
そういえば水野晴郎さんの「シベリア超特急」はまだ観たことがないなぁ。

bakery

この素敵な鉄道の旅が可能なうち、航空運賃が信じられないくらい上がるとか治安が恐ろしく悪化するとかそう言った出来事が万が一にも起きて渡航が難しくなる前に、実現可能なうちに、ぜひともこの旅の計画を実現しようと思います。

果肉と葉

Quartier Latin ruby earrings by liliy green

ずっと気になっていた「LE LABO」へ。
槍ヶ崎にある会社へ毎日通っていた頃、幾度となく通った道に、私が辞めてから程なくして出来た。いくつかある香りから好みの1本を選ぶとその場で最終調香してくれると言うなんともフレッシュな香水のお店。

どの香りも独創的な名前がつくメゾンなどとは違っていて、エッセンシャルオイルなど原料の名前がそのままついていて、デザインはシンプルなガラスのボトル。サイズもいくつか選べて、一番小さいサイズはジェル状のタイプ。

いままでジャスミンの香りは大好きだったけれど大体甘くて濃いので気持ち悪くなってしまい、縁がなかったけれどここのJASMIN17という香りは爽やかで軽やかでとっても優しい香りだった。他の香りもジャスミン同様すごくフレッシュ。着けていても気分を害さなそうだし、空間に溶け込みそうな香りが多いな、と言う印象。
その他にはROSE31とIRIS39が気になった。NEROLI36もFLEUR D'ORANGER27も好きだったな。キャンドルのPETIT GRAINE17もとっても素敵だった。パリ・コレット限定のVANILLE44もNYのTUBEREUSE40も香ってみたいな。

その中で何よりも印象に残ったのはキャンドルのFIGUE15。
無花果の葉の青い香りが強いものが多い中、ここのは初めてフレッシュな果肉の香りがした。今までで一番好きな無花果の香り。

結局どれも素敵で香りを堪能しただけで、帰宅。
また、楽しみにゆきます。

丸まる背中

senaka

今私がやるべきことは、一刻も早くスペイン行きの準備を整えること。

進みません。
どうしてって、きっと春ですから。

楽しい企画が目白押し。あれもしたい、これもしたい。
考えなければならないことが前頭葉の当たりをフワフワ漂っているような感覚はあるけれど、この麗らかな気候(今日は春の嵐でしたけれども)も手伝って、それもまぁもうちょっとゆっくり、なんてそんな気分になってしまう。
そして、何よりもスギ花粉の漂うこの時期だから。
もう全く何にもやる気にならない。よし、と思った直後にぼんやり。
鼻呼吸をしていたのがずいぶん昔の出来事に思えるし、あまりの辛さに薬を飲んだら今度は眠気に襲われて間違いなく夢の世界へ誘われるし、春って大変。

でも、どんな時もかわいいニャンコの声には反応できるのですね。不思議。
今日もスペインから遠く離れたここ東京で背中を丸めて猫と花粉と戯れました。
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