2008.01.30 Wednesday
久しぶりの車酔い
久しぶりに車酔い。
小さい頃の私は本当に三半器官が弱くて、乗り物に乗ることが怖かったほど。
成長するにつれ、だんだん乗り物酔いも良くなっていたので、油断しました。
しかも、美容院へ行くまでの間に車酔いしたものだから困った。
その時の私はきっと目も座っていただろうし、無愛想だし、上の空だし、冷や汗を滝のようにかくし。
そんな時に、首にドライヤーの冷風を当ててくれたり、まわりのお客さんのパーマ液の匂いがしない席に移動させてくれたり、お水を用意してくれたり、冷たい水で濡らしたタオルでくるんだ保冷剤を用意してくれたり。
とっても優しくしてもらって、嬉しかったなぁ。
言い方は変だけれど、安心してぐったり出来ました。
酔い易い人には分かるかも知れないけれど、酔っている時にぐったり出来ない状況ってその緊張が重なって余計だるくなるもの。
心強かったり、安心できると体調もぐっと良くなるもの。
数えてみれば、もうかれこれ14年のおつきあいになる美容師さんですが、本当にいい人に出会えたなぁ、と思うのです。
からだはぐったり、でも心は温かな夜でした。
小さい頃の私は本当に三半器官が弱くて、乗り物に乗ることが怖かったほど。
成長するにつれ、だんだん乗り物酔いも良くなっていたので、油断しました。
しかも、美容院へ行くまでの間に車酔いしたものだから困った。
その時の私はきっと目も座っていただろうし、無愛想だし、上の空だし、冷や汗を滝のようにかくし。
そんな時に、首にドライヤーの冷風を当ててくれたり、まわりのお客さんのパーマ液の匂いがしない席に移動させてくれたり、お水を用意してくれたり、冷たい水で濡らしたタオルでくるんだ保冷剤を用意してくれたり。
とっても優しくしてもらって、嬉しかったなぁ。
言い方は変だけれど、安心してぐったり出来ました。
酔い易い人には分かるかも知れないけれど、酔っている時にぐったり出来ない状況ってその緊張が重なって余計だるくなるもの。
心強かったり、安心できると体調もぐっと良くなるもの。
数えてみれば、もうかれこれ14年のおつきあいになる美容師さんですが、本当にいい人に出会えたなぁ、と思うのです。
からだはぐったり、でも心は温かな夜でした。
2008.01.26 Saturday
受難の日
少し前のある日、またクロが行方不明。
なんだか胸が重ーいままチビと共に眠りにつきました。
といっても、クロがいない夜のチビはなかなか眠れず夜泣きもとい夜鳴き。
落ち着くまで一緒にいたところ、リビングのソファに腰掛けた私のお腹で落ち着いてしまったものだからそこでウトウト。彼は私のお腹の上で何度も寝返りを打ったり伸びしたり。ちょっと疲れたもののかわいらしいし、温かいし、まぁいいか、とそのまま朝を迎えました。
チビが満足して一人で寝た朝の5時半までそんな体勢で一緒に過ごしたので、その後ベッドで足を伸ばして横になった時は至福の時。ベッドっていいなぁ。
だいぶ寝坊をして起きた頃に、迎えてくれたのは戻って来ていたクロ。
ところが、今度はチビがいない。
夕方になって、外では猫の叫ぶ声。
声の元へ向かってみると、お隣さんのガレージの中に閉じ込められたチビがこちらを向いて鳴いている。今までに聞いたことがないような声で、いっぱい鳴いている。
ガレージのフェンス越しに歩いてくる人間が私だと分かると声色が変わり、甘えたようないつもの声になって立ち上がったりして助けを求める。
あわてて水を取りに戻ろうと後ろを向くと、また声色が変わって叫びだす。
久しぶりに気が動転しました。
その後もしばらく近くについていたのだけれども、一生懸命フェンスから腕をのばして空を掻いたり、私の手を掴んで出ようとしたり。不安そうなチビを見て苦しかった。
しばらく寒空の中フェンス越しにチビに付き添っていると、優しいクロも心配そうに私の横に座っている。
そんな状態でしばらくしたら、おうちの人が戻られたので、やっとガレージを開けてもらうことが出来ました。
そんな2日間を過ごした小さな猫達はだいぶ疲れていたようで、いつもよりも早い時間に私を誘うように自分たちの寝床でもある私のベッドへ。
心身ともに疲れた2日間ののち、ぐっすり眠りました。
なんだか手のかかる子供が2人いるような気持ちです。
なんだか胸が重ーいままチビと共に眠りにつきました。
といっても、クロがいない夜のチビはなかなか眠れず夜泣きもとい夜鳴き。
落ち着くまで一緒にいたところ、リビングのソファに腰掛けた私のお腹で落ち着いてしまったものだからそこでウトウト。彼は私のお腹の上で何度も寝返りを打ったり伸びしたり。ちょっと疲れたもののかわいらしいし、温かいし、まぁいいか、とそのまま朝を迎えました。
チビが満足して一人で寝た朝の5時半までそんな体勢で一緒に過ごしたので、その後ベッドで足を伸ばして横になった時は至福の時。ベッドっていいなぁ。
だいぶ寝坊をして起きた頃に、迎えてくれたのは戻って来ていたクロ。
ところが、今度はチビがいない。
夕方になって、外では猫の叫ぶ声。
声の元へ向かってみると、お隣さんのガレージの中に閉じ込められたチビがこちらを向いて鳴いている。今までに聞いたことがないような声で、いっぱい鳴いている。
ガレージのフェンス越しに歩いてくる人間が私だと分かると声色が変わり、甘えたようないつもの声になって立ち上がったりして助けを求める。
あわてて水を取りに戻ろうと後ろを向くと、また声色が変わって叫びだす。
久しぶりに気が動転しました。
その後もしばらく近くについていたのだけれども、一生懸命フェンスから腕をのばして空を掻いたり、私の手を掴んで出ようとしたり。不安そうなチビを見て苦しかった。
しばらく寒空の中フェンス越しにチビに付き添っていると、優しいクロも心配そうに私の横に座っている。
そんな状態でしばらくしたら、おうちの人が戻られたので、やっとガレージを開けてもらうことが出来ました。
そんな2日間を過ごした小さな猫達はだいぶ疲れていたようで、いつもよりも早い時間に私を誘うように自分たちの寝床でもある私のベッドへ。
心身ともに疲れた2日間ののち、ぐっすり眠りました。
なんだか手のかかる子供が2人いるような気持ちです。
2008.01.24 Thursday
まことダルシーと名もない子犬
「まこという名の不思議顔の猫」という本の表紙の猫の顔が気になって気になって、Amazonでレビューなんかを読んでいたときに、たったそれだけで涙がぽろり。
私は動物の話にめっぽう弱い。特に小動物。とりわけ、猫。
もちろんそれは子供の時から猫を飼っていたからでしょうけれど。
会社に仕事をしにいっていた頃、ランチの時間に読もうと買っておいた本をもってお気に入りの美味しい塩味の海老団子つゆそばを食べに「海苑」というお店へランチをとりに行った時のこと。
そのとき私が手にしていたのは「あたしの一生 猫のダルシーの贈り物」という本。
一冊全て猫からの目線でお話が進んでゆくもの。なんだか自分と一緒に成長した猫のことなぞを思い出して「こんなふうに思っていたのかな」などふむふむと読み進めていったのは途中まで。もう途中から涙で前が曇ってちっとも進まない。
そのときのお店の雰囲気と言ったら。お客さんは私以外に一組だけ、お店の人から一番良く見える席の一番目が合いがちな席になぜか座った私は3人ほどのお店のホールの方々のうち必ず誰かから見られている、という状態。普段はとっても行き届いたサービス、と感心するその状態もこの日ばかりはつらいもの・・・ひとりで涙を流し、「このままではただの変な人だ」と涙をこらえるも、頑張りすぎて鼻が出そうになるものだから鼻をすすり続ける、そしてまた涙をこらえる・・・とその繰り返し。あまりに辛くなって昼休みを早めに切り上げてオフィスに戻った記憶があります。
そんなことを思い出していると、甦って来たのは古い記憶。
確か小学生だった私が模擬試験を受けている時のこと。教科は国語。
文章読解だったのですが、例文はある少年が子犬を拾って帰るものの親に怒られ捨てにゆく、それでも子犬が後をついてくるのを振り払い彼は走って逃げる、という内容。
もう、試験どころじゃない。
文章を読んだ時点でもう涙が出るし、例文は読めないし、鼻はすするし、隣の子にはチラチラ見られるし、気が気じゃありませんでした。一生懸命問題を解こうとするも、気が動転してよく問題の意味もわからないような状態で、落ち着いて文章を読み直せば再度涙が・・・。終わった時の安堵感ったら。
家の中で無邪気にくつろぐかわいい2匹の猫達を眺めながらそんなことを思い出したりする昼下がり。
2008.01.22 Tuesday
最近のお気に入り
最近のお気に入り。
懐かしい薬瓶の中身は、ホホバオイルとお砂糖(粒荒め)とお塩。
少しだけパチュリのオイルなどで香り付けもしています。
乾燥肌の私は東京でもカサカサするのだけれども、スペインなどの乾燥する土地に行った際にはとてつもなく肌がカサカサ。ちょっとクリームを塗った程度ではあっという間にもとのカサカサ肌に元通り。困った私はスペインでちょっと買ってみたスクラブオイルを試したところ、びっくりするほどしっとりしたので気を良くしていたのですが、小さい容器のものなのですぐ使い終わるし、何より香りが好きではなくて使ったあとはいつも香り負け。
という訳で自分で作ってみました。
スクラブで肌はすべすべになるし、オイルで保湿されるし一石二鳥です。
自分で作れば乾燥具合で砂糖かお塩を選んで好みの具合のスクラブが出来上がるので、作っている時間も楽しい。なんだか昔の理科の実験を思い出します。
気分を変えて違う香りにしたい時などは、直接手のひらでお砂糖とお塩、オイル、エッセンシャルオイルを混ぜてそのままスクラブしています。
椿オイルやオリーブオイルなどでもつくれるし、キッチンや洗面所で簡単にできるので乾燥する方にお薦めです。
2008.01.17 Thursday
目黒川沿いの夜
早くも、今年の目標を遂行できないでいる1月半ば。
中目黒に夜のお出かけ。
久しぶりの中目黒が嬉しくて、寒くてもう顔は感覚がないのについつい川沿いを散策。
そんなに遅くない時間だというのに、大通りから一本入った川沿いはとっても静か。
「やっぱり、中目黒好きだな。スペインから帰ってきたら中目黒に住もうかな。」なんて考えがモクモク出て来ます。古いマンションに住みたいなぁ。
ぽつりぽつりと灯る様々なお店の明かりにより道を繰り返し、上目六さくらショッピングセンターにある「opatoca」へ。ユニークな名前のついた天然酵母のパンも美味しいし、お店の方も温かくて大好きなパン屋さんのひとつ。
朝食べたいな、と思うパンなどをちょこっと選んでから、本来の目的地であるオーガニックレストラン「mother esta」へ足を速めます。
カフェエイトに行く道すがら、お花見で歩いている時などにいつも気になって覗いてみたりしていたけれど、実際にお店に入るのは今回が初めて。気になっていたメニューなどを実際に食べにゆくことが出来て嬉しい。
一番乗りでパン屋さんの袋を下げてお店に入ると、中は予想外に広く素敵な空間。
すぐに到着した友人と先に二人で乾杯。魅力的なメニューが並んでいて選ぶのが大変!
迷って迷って、始めの乾杯には「トマト酒」を。初めて飲むそのお酒は予想を裏切って透明に澄んだ液体。一口含むと、鼻の奥までトマトの香りが広がってすっきり。
う〜ん、美味しくて飲み過ぎる危ないお酒です。
そして久しぶりに会えた前の職場での上司も合流。ほんとうにとてもお世話になった方。忙しいのにいつもエネルギーたっぷり。私の3週間の休暇願も受けてくれたな。
3人が同じ職場にいた時を一気に思い出します。
お料理もどれも美味しくて、本当に選ぶのが難しい。頂いたのは、お気に入りのジャガイモ「インカのめざめ」をアンチョビでフライにしたものや、お野菜のお蒸籠蒸しなど。最近ずっとお蒸籠が欲しいと思っていただけに、気になるメニューです。どのお野菜も甘くておいしい!お蒸籠を手に入れたら、ぜひ試してみたいな。
楽しくてたくさん笑って、時間もあっという間に過ぎてゆきました。
次は合羽橋!
中目黒に夜のお出かけ。
久しぶりの中目黒が嬉しくて、寒くてもう顔は感覚がないのについつい川沿いを散策。
そんなに遅くない時間だというのに、大通りから一本入った川沿いはとっても静か。
「やっぱり、中目黒好きだな。スペインから帰ってきたら中目黒に住もうかな。」なんて考えがモクモク出て来ます。古いマンションに住みたいなぁ。
ぽつりぽつりと灯る様々なお店の明かりにより道を繰り返し、上目六さくらショッピングセンターにある「opatoca」へ。ユニークな名前のついた天然酵母のパンも美味しいし、お店の方も温かくて大好きなパン屋さんのひとつ。
朝食べたいな、と思うパンなどをちょこっと選んでから、本来の目的地であるオーガニックレストラン「mother esta」へ足を速めます。
カフェエイトに行く道すがら、お花見で歩いている時などにいつも気になって覗いてみたりしていたけれど、実際にお店に入るのは今回が初めて。気になっていたメニューなどを実際に食べにゆくことが出来て嬉しい。
一番乗りでパン屋さんの袋を下げてお店に入ると、中は予想外に広く素敵な空間。
すぐに到着した友人と先に二人で乾杯。魅力的なメニューが並んでいて選ぶのが大変!
迷って迷って、始めの乾杯には「トマト酒」を。初めて飲むそのお酒は予想を裏切って透明に澄んだ液体。一口含むと、鼻の奥までトマトの香りが広がってすっきり。
う〜ん、美味しくて飲み過ぎる危ないお酒です。
そして久しぶりに会えた前の職場での上司も合流。ほんとうにとてもお世話になった方。忙しいのにいつもエネルギーたっぷり。私の3週間の休暇願も受けてくれたな。
3人が同じ職場にいた時を一気に思い出します。
お料理もどれも美味しくて、本当に選ぶのが難しい。頂いたのは、お気に入りのジャガイモ「インカのめざめ」をアンチョビでフライにしたものや、お野菜のお蒸籠蒸しなど。最近ずっとお蒸籠が欲しいと思っていただけに、気になるメニューです。どのお野菜も甘くておいしい!お蒸籠を手に入れたら、ぜひ試してみたいな。
楽しくてたくさん笑って、時間もあっという間に過ぎてゆきました。
次は合羽橋!
2008.01.14 Monday
つながり
友人のhouse warming partyへ。
普段あまり乗らない路線で向かう友人の新居。なんだかワクワクするもの。
駅から線路沿いに知らない道を歩いて向かうその時間に胸が躍ります。
その友人と初めて出会ったのは、開催以来初めて雨が降ったと言う年のFUJI ROCK。
本当に土砂降りで全身が雨合羽(全身紫とかそんな状態)に覆われた雨の苗場。
その後も毎年一度だけ、北の大地で再会、と言う織り姫と彦星のような関係を続けて、そこから不思議な縁が広がりだしたのです。
彼女が編集長をしている「朝時間.jp」が縁で、友人と妹を紹介したことで広がったつながり。
こうして楽しい時間が過ごせたことも不思議なつながり。
自分の大切な友人が別の大切な友人とつながってゆく、そしてそこに新しく素敵なつながりが生まれてゆく。なんて素敵なことだろうと思います。
とっても楽しく、温かく、美味しく、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
こういう時間が力をくれるのだなぁ、と改めて感じた1日でした。
普段あまり乗らない路線で向かう友人の新居。なんだかワクワクするもの。
駅から線路沿いに知らない道を歩いて向かうその時間に胸が躍ります。
その友人と初めて出会ったのは、開催以来初めて雨が降ったと言う年のFUJI ROCK。
本当に土砂降りで全身が雨合羽(全身紫とかそんな状態)に覆われた雨の苗場。
その後も毎年一度だけ、北の大地で再会、と言う織り姫と彦星のような関係を続けて、そこから不思議な縁が広がりだしたのです。
彼女が編集長をしている「朝時間.jp」が縁で、友人と妹を紹介したことで広がったつながり。
こうして楽しい時間が過ごせたことも不思議なつながり。
自分の大切な友人が別の大切な友人とつながってゆく、そしてそこに新しく素敵なつながりが生まれてゆく。なんて素敵なことだろうと思います。
とっても楽しく、温かく、美味しく、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
こういう時間が力をくれるのだなぁ、と改めて感じた1日でした。
2008.01.13 Sunday
手紙
嬉しいプレゼント。
毎月私が自立支援しているエルサルバドルのある地域で暮らす女の子からの手紙。
地域の自立支援(教育、保険・衛生、地域の農業・畜産の発展、など)を始めると、地域から一人特定の子供が紹介されてその子と家族、地域の支援活動に関わることになるスポンサー制度というもの。地域の支援プロジェクトの終了(自立)を目指して。
こうやって時々手紙が来たり、地域の活動記録や子供の成長記録が届きます。
なんだか嬉しいもの。
本当に小さいことしか出来ないのだけれども、やらないよりは少しでも自分が動いてみることで何か変わっていくのではないかな、そう思ってこの制度に参加してかれこれ1年とちょっと。月に一度、夜飲みにいくのをやめたり、洋服を一枚買わなかったり、それだけのこと。
大食いタレントの出演するテレビ番組を毎日流すこの国がある一方、家の仕事を手伝ったり生活に必要な水を得るのに苦労している子供達(もちろん大人も)が同時に存在しているという事実を現実として身近に感じます。
私が日々過ごしている普通の時間は、生まれた場所が違えば特別なものである、ということを知ったのは旅先。
たくさんの人達を、いろいろな環境、国を、働く子供を目の当たりにして。
ある友人は同い年だったけれど、紛争地域で生まれた彼の過ごして来た時間は私とはまるで違うものであったと知って。
いつか自分にだって起こりえる環境の変化がある、そういう事実を忘れないように、そして自分の日常を感謝できるように、続けてゆきます。
せっかくスペイン語を勉強しているのだから、いつかエルサルバドルを訪ね、彼女達の言語であるスペイン語で会って話をできる日が来るように、私も努力あるのみです。
2008.01.12 Saturday
空白の一日
何日か前、日本へ帰ってきた日のこと。
4日ぶりに会うかわいいニャンコたちに愛情を注ぎまくっていました。
久しぶりだからか、ニャンコもなんだかずいぶんと甘えて来て膝に乗って来たり、近くに来たりと幸せな一日を過ごし、夜も一緒に寝たりなんかしたもの。
翌日私が目を覚ました頃は、すでにニャンコがお出かけしたあと。
残念、と思いながらもすぐに遊びに来るだろう、と午後はのんびり。
「暖かいからお外でよく遊んでいるな」なんて思いながら午後を過ごし、陽が落ちかけて来た夕刻ふと時計を見て気がついたのは、いくら何でも来なさすぎるということ。
待てど暮らせど、その後もニャンコ達は現れず、徐々にいろいろな思いが頭を駆け巡り始めました。
「近所の工事で深い穴を掘っているものだから、そこに落ちたんじゃないか。」
「工事の人がたくさんいるものだから、戯れてついていっているんじゃないか。」
「トラックの荷台かなんかで寝て、そのままどこか行ってしまったのではないか。」
「もしや、事故?」
どんどん悪い方に考えてしまってもう心はつぶれてしまいそうな状態に。
夜になっても見つからず、不安に蓋をし、見ない振りをして寝る努力をしました。
眠れたことは眠れたものの、ニャンコ達が夢にまで出てくる始末。しかも私の不安を反映して、なぜかニャンコ達は鼻血をたらしているを言うよくわからない姿。
そのせいか目覚めたのもいつもよりも早い時間。
やはり、ニャンコ達の姿は見当たらず朝からまったく元気が出ず、ぐうたらぐうたら時間をつぶしました。
昼も過ぎ、はぁ、と小さくため息まじりに窓の外に目をやるとそこには見慣れた黒い毛むくじゃらがこちらを向いて小さく口を開けてなにか話している姿。
一目散に、窓を開け1日ぶりの再会を喜んでグリグリとなでまくってると、少し遅れて小さな毛むくじゃらも後を追って戻って来ました。
その時のほっとした気持ちと言ったらありません。
きっと、子供のいる親は子供が無事に帰ってくる度こんな気持ちになるのでしょう。
ほっとして、しばらく時間を過ごした後ニャンコ達の異変に気が付きました。
あれ?お尻についていたはずのかわいいボンボンがないよ?
「!」
全ての謎が解けたのはその時。なんと、去勢されていました。
不在の理由も、入院だったよう。あまりの出来事にドキドキ。
いきなりの出来事がその身に起きたニャンコ達を思って心は複雑。
よほど怖かったのか、去勢に拠る性格の変化(幼児化?)なのか、はたまた私の知るところではない別の理由か、ニャンコ達はほとんどうちを出なくなりました。
日がな1日、我が家で過ごしています。今日も、これから一緒に寝ようかな。
2008.01.12 Saturday
予感
旅から帰ってきて3日。
感じ始めた今までとは違う新しい流れ。
一時的なものなのか、持続的なものなのか。
大きな自然の力なのか、自分で引き寄せたものなのか。
いずれにせよ心は晴れやか。
どう動こうか。
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